三日月

恋愛小説  なのかな…。ちゃんと恋愛にします。安心してください^^

恋愛小説

第1話 空

その日の空は透き通るような青だった。 梅雨の明けた次の朝と言うのはこうも暑いものなのか。 ぼんやりとしながら朝食を作る、身支度をする。 ーーーーーー朝は苦手だ。何かが始まる中で、一歩踏み出すのはとても勇気がいる。それが例え1日という時間の中を進ん…

~プロローグ~

誰かが私を呼んでいる。 いつ頃からだっただのろうか。 「聖那」 ずっと見ている夢は、誰かから呼ばれている夢。 夢と言えるのかもわからない。 その声の主は誰なのだろうか。 白い無限の部屋にいて。私を呼ぶ声が響く。 耳に、頭に、心に。 振り向いても誰…